「OTOP(One Tambon One Product)」とは、日本語で言うと『一村一品運動』にあたります。日本の大分県の制度をモデルにしてタイで2001年から行われたプロジェクトで、タイ全土にある食材や伝統技術を使って作る食品や製品を、「OTOP」製品として提供しています。タイ政府公認の雑貨・製品であるため味や品質が保証されている製品となります。また「OTOP」ブランドの中でもランクが設定されており、最高の「OTOP」製品は5つ星マークとなっています。ピチット県で登録されているOTOPは約600種類の数多くの商品があります。ここではお土産や訪れた記念としてお勧めの商品を紹介していきます。詳細ボタンの先はブログでの生産現場を視察した様子などを紹介させていただいています。ピチット県でのOTOP商品は、ブンシーファイ公園正面横のOTOPショップで購入可能です。また、バンコクのムアントンターニでは、全県のOTOP商品が集まる展示会が年3回開催されています。
ピチット県チャオプラヤ川につながるヨム川、ナーン川の2つの重要河川が県下を渡り、肥沃な土壌を形成することで米が多くの地域で栽培されている。オーガニックにこだわり、ジャスミンライス、ライスベリー種など種類も豊富。
ピチット県のポープラタップチャン群はざぼん(タイ語でソムオー)の有数の生産地となります。タイ産のざぼんは多くの種類があるが、果肉の赤いターコイ種は昔ピチット県で始めて栽培されたといわれています。
ピチット県の北東に位置するサークレック群は、マンゴーの生産地としてとても有名です。特に、サークレック産のナムドークマイ種は美しい黄金色とコクのある甘味でタイ国内外で人気の一品。日本で開催されるタイフェスティバルにも出店しています。
県内の中心地、ピチット病院前に店舗があるタマリンドキャンディは、1967年に初めてタマリンドキャンディをタイで生産したことで有名。ピチット県の名産品として多くの人に親しまれている一品です。県外の市場やスーパーでも販売代理店が多く簡単に見つけることが可能。
ドンジャルン郡のバナナチップスは、乾燥させたバナナをはちみつ液につけ、また揚げてと作業を繰り返すこと5回ほどで出来上がる。製品チェックをしっかり行い品質も良い。バンコクへの出荷も行っており、多くの人に親しまれています。
蓮の種をローストした豆菓子。蓮沼のあるピチットらしい商品の一つです。蓮の種にはビタミン、カルシウムなどの栄養を多く含みます。県内の道沿いでも生の蓮の種がよく販売されています。生で食べるよりも、カリッとした触感で日本人には親しみやすい味になります。
タップクロー地区のサーイブアさんのウォーターヒヤシンス籠バックは、2017年よりOTOP5つ星を取得しています。デザインが他では見られない花の編み目模様となっており普段使いでも愛用できる一品になっています。
サームガーム地区ライシャドー村の竹籠生産グループ。長年、地元で竹を栽培し、竹籠製品を生産しています。OTOP 製品として繊細な細工が施された竹籠を生産することで、特に村の女性の収入向上に貢献をしています。
ポープラタップチャン地区でのOTOP商品。เถาวัลย์(タオワン)とは、タイ語で木の蔓のこと。タオワンで編んだ籠はとても軽く、使えば使うほどに馴染んでいきます。自転車の形に編み込まれた蔓雑貨は、自転車の籠部分に花などの植木を置いてインテリアとして飾れます。
ココナッツ殻細工は1つ1つ同じ模様はなく、手作業で丁寧に削られ、最後に艶剤で仕上げます。ランプ、キーホールダー、ベルト、アクセサリーなど様々なココナッツ殻細工を品揃えています。
ピチット県タパンヒン地区で作られている高品質ハーブパットは、電子レンジで温めると約30分~1時間温かさが継続します。患部に使用することで血行促進、リラックス効果が得られじんわりと体をほぐしてくれます。チャトュチャック公園近くJJモール内にも店舗があります。
裾に刺繍がほどこされた巻きスカートを”ティーンジョック”といいます。樹木など自然の素材から染色された糸を使用し1枚の布が織り上がるまで約1カ月間、時間をかけて丁寧に織られています。
パーカオマーはチェック柄の薄手のコットン布でタオル、手ぬぐい、風呂敷など日常の生活で多目的に利用ができます。タイダム族の文化を受け継いだパーカオマーは、黒を基調とした「スイカ柄」と呼ばれるシックなデザインです。
タイでは「マドミー」と呼ばれる、手織りによって織られるダイヤ柄の美しい伝統的な紋様です。日本では絣とも呼ばれます。横糸をあらかじめ模様の色に染めた後に、丁寧に織り上げます。古くから各家庭の母から娘へと受け継がれてきたタイの絹織物です。
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